本題の前に、両替の話。
中国側の国境の町ピンシャンで、元をドルに両替しようとしたが、どの銀行でも断られた。
(今更やけど)結論。
『その国で、使う分だけ両替していく。んで事前に考えておく。』
闇の両替屋がいるにはいるが、レートは最悪。
そんなこんなで、ベトナムに入国した。
ベトナム側の国境の街、ドンダン。
お決まりの客引き達は越境者の少ない時期なのか、ワッと僕に寄ってきた。
雨が降っていたので僕は、車を選んだ。
1台の乗用車に、僕と中国人がアイノリになった。
初めの交渉では、首都ハノイ行きの列車に乗るために、ドンダン駅まで1$という事だったが、車内で運転手の態度がコロッと変わった。
「ハノイまでバスがあるから15$でいいぞ。」 これはベラボーに高い。
列車でのんびり行った方がよっぽど安い。
初めは僕もやさしく断っていたのに、奴は中国人とグルになって、
「この中国人は15$払った。」「私は払ったよ。」 と僕をハメようとしてきた!
動物をこよなく愛する僕もこれにはキレた。
「シャラ~ップ!ストップ!」
1$札を渡し、車を降りた。
降りたところは、家がポツポツとあるぐらいの未舗装の田舎道。
歩きか~...と諦めていると、さすがベトナム!バイクタクシーが待ち構えていた。
シャイそうな人で、僕から声を掛けドンダンまで行ってもらった。
とて~もいい人だったので、2$払いました。
ドンダン駅はそれらしい建物で、ベトナム感をかもし出していたが辺りはガランとしていた。
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