この日の晩ご飯は、泊まってる宿のみんなと、外へ食べに行く事になった。
僕以外、みんな韓国人。
メンバーは、おっちゃん1人、男2人、女2人、例の兄弟、そして僕。
近くの安そうな食堂みたいなトコに入った。
さすが、中国!
店員は、
一人が椅子に座ったままで、女の店員は、テレビを見ている。
そんなのはココではあたりまえ。
メニューを見ても、サッパリわからんし、漢字の雰囲気でアレコレ頼む。
僕は白ご飯が無いと生きていけないので、それは、学んである。「ミーファン」である。
中国はビールが安い。大ビンで30円ぐらい。 やっす~!しかも、ウマい。
まあ、何でも安いけど。(携帯は高かった)
後ろの三人は店員さんです んで、食卓ですが、会話は片言の英語と、韓国語。
だからもう、言葉なんかいりませんの世界。
ジェスチャーやったり、とにかく笑っとけみたいな感じです。
そんなこんなで、僕は酔っ払って、 日本流ギャグを教えたり、下ネタを教えあったり、手品を披露したりして、おおいに盛り上がった。
韓国式手品 ついには、店中の客、店員までもが、
僕らのテーブルに集まった。
ひたすら飲んで食って、一人600円ほど。僕らの旅行では贅沢な方。
その帰り、韓国人の男たちが、英語で僕に、こう言った。
「僕たちは、朝鮮侵略など過去の事もあって、日本人が大嫌いだった。
だけど、あんたと会って、逆に日本人が好きになった。
次は日本に旅行にいくわ。」
少し、うれしかった。
僕たちは、宿に帰って、更に日韓友好を深めるべく、朝まで飲んだ。
もちろん、薄着の僕はその日のうちに、風邪を引き、北京滞在が延びることになった。
次の日、一人で飯食いに出かけると、隣に座った男2人に声をかけられた。
びっくりするぐらい、ヘタな英語の韓国人だった。(韓国人ばっかやな)
世界公園というテーマパークに行こう!と、言われ一緒に行くことにした。 そこは、突っ込まずにはおれん事ばかりを集めた、テーマパークだった。
季節外れということもあってか、人気は無く、池の水さえもカラカラ。
世界中の観光名所を、ちっちゃくしたやつを、たくさん園内においてあった。
ここでも、マレーシア人、シンガポール人たちと友達になった。
クラス替えを思い出すぐらい、人の顔を覚えるのが大変。
そんなこんなで、その日は宿に帰った。
すると、熱が出て、頭が痛くなり、それから2日間宿にこもる事になった。
宿にいても、なんだかんだある。
未だにハッキリせんけど、
「奴はホモなんか?事件」である。
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