徹夜で迷子してた僕は、宿に帰るとすぐに寝た。
次の日の朝まで寝てしまって、目はパンパン。
ここで、一つ、不安がこみ上げた。
所持金の問題である。もう何千円ぐらい分の金しかない。
もう少し、山暮らしを満喫したかったが、やっぱり海外では、金がないと生きてけない。
渋々、山を降りる事にした。
ふもとの村まで歩き、そこからバスに乗る。
相変わらず、荒い運転で僕を、桂林の街まで運んでくれる。
街に着いたらまず、貧乏旅行の基本、『宿探し』をしなければならない。
安い宿を探す気力も無く、適当に入ったボロホテルが意外に安かった。ラッキー。
部屋はボロかったが、まあまあキレイ目。
荷物を置いて、早速お金を降ろす為に、ATMを探しに出た。
銀行から、デパート、観光案内所まで回りに回った結果、
無かった!
クレジットカードなら、キャッシングで降ろせたが、 僕の持っていたのは、国際キャッシュカード。
これには、さすがにビビッた。
何回目やねん!なションベンチビリ事件発生。
途方にくれて、店でジュースを買って、宿に戻った。
残りの現金は、約3千円。
ここで『究極の選択』
1、次の国ベトナムに近づく為、南下しながら新しい街でATMを探す。
2、上海に戻って(片道24時間)、行った事のあるATMへ行く。
さて、僕はどっちを選んだでしょう.....
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