みんながどっかに観光に行った中、風邪で、僕は部屋にいた。
ここの宿の従業員達は、すごく人好きで、 しょっちゅう僕らの部屋に遊びに来ては、意味不明の中国語で、あーだこーだ言っている。
その中の一人、コックの男が特に優しかった。
みかんを持ってきてくれたり、ヒマワリの種を持ってきてくれたり (中国人がヒマワリの種を食っている姿は1日100回は見る。)と。
しんどいからほっといてくれと、思いつつ優しいから、何も言えない。
んで、(ジェスチャーでだが)「俺の部屋で寝ていいよ。ベッドがあるから良く寝れるよ。」
みたいな事を言ってくれた。
なんという優しいお方!
ところがどっこい!!
案内してもらうと、
薄暗~い部屋にベッドが一つ。
んで、ベッドには、
お姫様の様な、白いスケスケレースのカーテンが!
百歩譲って、それは我慢する。
しかし、そのコックは、先にベッドに入り、「おいでおいで」と言う。
おじゃましま~す。
って アホか!
左から2番目が例の彼。
次課長の河本を細くした感じ。。何か優しすぎると思ったら、こんなオチかい!
もちろん僕は、ホモっけなしなので、チョウチョでも追いかける振りをしながら、その場を去った。
いい奴なんですが.....
そんなこんなで、夜になり、観光に出てたミンナが帰ってきた。
そして、いつも仲良しの、韓国人の女の子二人組がケンカをしてるのに気付き、仲裁をするべく飲みに出た。 原因は、なんとなく分かったが、言葉が通じず、飲むしか無かった。
100円の焼酎ボトルを3本空け、30円のビールを20本は飲んで、いつの間にか仲直りしてた。
そんな平和な夜も明けて、次の朝。
いよいよ、仲の良かった、ちん○ブラザーズ達と、女の子二人は、別の場所へ旅立った。
ブラザー達は、上海へ。
女の子達は、桂林へ。
その他のみんなは、チベットに行った。
ブラザー達とは上海で落ち合う約束をした。
そして、新しい観光客達が、僕のいる宿へ来た。
もう、長老ですわ。
その日、新人の韓国人達(またかい!)と、例のホモ疑惑コックとで、部屋飲みをして、最後の晩餐を楽しんだ。
そして、いよいよ!次の日、僕も、上海へ行く事になる。
初の中国列車は、突っ込みたい放題のギャグの宝庫だった。
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